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アジアの愛すべき魚たち ~第1回 世界一イージーなジャイアントキリング?釣り堀巨大グルーパー~(マレーシア)

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2018.06.27
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アジアの愛すべき魚たち ~第1回 世界一イージーなジャイアントキリング?釣り堀巨大グルーパー~(マレーシア)

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2018.06.27
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高田 雄介

滋賀県生まれ滋賀県育ちの25歳。現在は関東に在住。釣旅歴は11年。
10代はアカメ、イトウ、ビワコオオナマズを釣る事に夢中だった。
Chilltrip、TRANSCENDENCEのプロスタッフ。
https://www.transcendence555.com/transcendence

マレーシアの首都であり東南アジア有数の世界都市に数えられるクアラルンプール。近年は高速道路や市内鉄道、モノレールなどの交通網が発達し、高層ビルが立ち並ぶ近代都市である。

多民族国家としても知られており、文化が混じり合った独特の雰囲気は観光客にも大人気だ。治安が比較的良好であることでも知られている。

そんな大都市のクアラルンプールだが、釣り人にとっては知られざる楽園である。高層ビルを眺めながらのボートフィッシングから、底知れぬ巨大魚の釣り堀まで何でもござれ。
多くの日本人にはまだ、馴染みが薄いがその魅力にとりつかれた釣り人は何度も足を運ぶ。

海外釣行プロフィッシングガイドである私もその1人である。今回はシリーズ第一回目ということで、世界一イージーな釣り堀といっても過言ではない、それにも関わらず自分より大きいサイズが狙えてしまうクアラルンプール巨大魚の釣り堀からご紹介しよう。
 

体重100kgに迫る?釣り堀には規格外の巨大魚!

日本人が“釣り堀”と聞いて思い浮かべる対象魚は淡水でいうと鯉やヘラブナであったり、はたまたトラウトであったりもする。海水だとマダイやブリなどの食べて美味しい海上釣堀が一般的だろう。この釣堀は川の汽水域の水を引いており、放流されている魚は規格外の大きさにまで成長するジャイアントグルーパー(タマカイ Epinephelus lanceolatus)である。

海に生息する魚であるが、汽水でも養殖が可能で、ゲームフィッシング対象魚のほかにも食用として利用される。この釣堀で釣れる平均は40kg~60kg。時には100kg近い個体も放流されている。日本では想像も出来ない釣り堀が大都市クアラルンプールの中心部から車で1時間半の位置、クアラルンプール国際空港からに関しては50分の距離に位置しているのだ。しかも釣り方は簡単でテクニックなども必要なし。釣りをしたことない人でも自分より重い魚を手軽に狙えてしまう。

「自分より大きな魚を釣る」というのは多くの釣り愛好家の目標であるが、初心者が手軽にその目標を達成できてしまう恐ろしい釣り堀と言える。ジャイアントグルーパーでジャイアントキリングを味わっていただきたい。
 

開始後すぐに始まるビッグファイト

釣り堀につくと屋根付きの釣座に案内される。自前の道具を持ち込むことはもちろんOK。

ライトなものだと一般的なジギングロッドにPE3号の道具立てでも対応可能であるが、私は沢山の数を釣るために強いパワーのものを選んでいる。

今回使用したタックル

ロッド: GTを釣るためのパックロッド
Transcendence社のLauLau83GTS
リール: グローブライド、Daiwa製であれば5000番以上
ライン: PE6号を巻いたシマノ社製なら10000番以上
使用するラインが150m以上巻ければOK

もちろんレンタルタックルも用意されており、別途料金はかかるが手ぶらで楽しみたい人はレンタルタックルの利用がオススメである。ウキやハリス、仕掛けは釣り堀側で用意してくれる。150LBの太いハリスに独特のウキ、極太のフックに、これまた釣り堀側で用意してくれる餌の冷凍アジをつける。準備はこれだけ。

道具をセットし終わると釣り堀のスタッフが餌のアジを細く切り、池に撒き始める。着水音を大きくすることがコツで、強く水面に叩きつけるように投げ込んで音と餌の匂いでグルーパーたちをおびき寄せるのだ。

程なくすると巨大なグルーパーたちが背びれを出しながら餌を捕食し始める。ここまでわずか3分の出来事。
あとは釣り人が餌のアジを付けたフックを水面に投げ入れるだけ。これも同じ様に出来るだけ強く水面に叩きつける。必要なのは釣り人の戦う覚悟だけ。間をおかずにウキが水中に“ドボンっ!”と音を立てて消えていく。

餌巻きから魚を釣り上げるまでの動画はコチラ!

 

突如はじまる強烈ファイト!

ウキが沈んだ瞬間から強烈なダッシュがはじまる。相手は20kg~100kgまで選べない。
オフショアフィッシング等で巨大魚との戦いになれている人ならともかく、大きな魚に免疫がない釣り人にとってはトルクフルな引きは衝撃的だろう。

自分より大きなサイズが掛かった暁には“魚ってこんなに強いの?”と思うはずだ。釣り堀のスタッフに尋ねると、ライトなタックルを使った際には30分以上のファイトタイムがかかることもザラにある。

でもご安心を。

障害物は水上に浮かぶ水車以外には存在しないため、魚に走られても切られる心配はない。強いタックルで強引に寄せれば2分ほどで釣り上げることが出来る。

強いタックルで強引に寄せるファイト動画はコチラ!

力に自信の無い方や、巨大魚に初めて挑むという方ほど強いタックルをオススメする。慣れてない方ほど短時間でファイトタイムを終わらせたほうが体の負担も少ないからだ。

また、この釣堀の料金体系は1時間単位で加算されるシステムになっている。そのため短いファイトタイムで釣り上げるとより多くの魚に出会うことが出来る。

怪魚ハンターの沖山さんもChillTripでグッドサイズを釣り上げた!

嬉しいゲストもが釣れることも

この釣り堀のメインターゲットはグルーパーであるが、数は少ないものの大型のバラマンディも放流されている。バラマンディを釣るコツは少し沖めを攻めることで、他の釣り堀ではなかなかお目にかかれないような大型のバラマンディとのファイトが楽しめるのもこの釣堀の魅力だ
 

近代都市クアラルンプールに潜む巨人

近代国家の首都でこのような巨大魚を釣ることが出来る場所があるなんて、多くの観光客は考えたことすらないだろう。しかもその場所ではテクニックなど難しいことは何も必要でなく、誰でも簡単に自分より大きな魚と戦うことができるのだから面白くないわけがない。

魚釣りが好きな人はもちろんのこと、魚釣りをしたことがないような人にも私はお勧めしたい。アクティビティとして余り魅力を持っている。クアラルンプールは日本から約6~7時間、直行便が各地からたくさん飛んでおり、航空チケットも高くない。

グルーパー釣りで汗を流した後は、シャワーを浴びてマッサージで疲れをとり、美味しいマレーシア料理を堪能…なんてことが出来てしまうのがクアラルンプールである。

巨大魚と並んで写真を撮れば忘れられない思い出になること間違いなし。日本に帰ってもお酒の席の肴にもなるだろう。

釣りが目的でマレーシアを訪れるもよし、観光のついでに足を伸ばすのもよし。世界一簡単なジャイアントキリング、自分より大きな魚釣りに是非一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。

手配会社ChillTrip
http://www.chillfishing.com/

マレーシアツアーページ
http://www.chillfishing.com/posts/3714443?categoryIds=617768

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