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24時間で海外釣行は可能?タイワンタナゴを探しに台湾へ日帰り弾丸釣行してみた。

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2019.12.18
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24時間で海外釣行は可能?タイワンタナゴを探しに台湾へ日帰り弾丸釣行してみた。

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2019.12.18
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ヂルチ

小さな虫から巨大な怪魚まで、生きとし生ける"カワイイ"ものが大好き。
いきもの好きが行き過ぎて、アクアリウムから釣りへ手を出し、釣った魚は家で飼う。
1番好きないきものはオウムガイです。

今年、私的大ブームだったタナゴ釣り。

日本には定着した外来種も含め、18種類のタナゴが生息しています。
タナゴ釣りにハマるきっかけとなったある1種から始まり、順調に国内のタナゴをゲットしていた途中、目に止まった台湾固有のタナゴ。
それがタイワンタナゴでした。

日本のタナゴにはないビビットなカラーリング。めっちゃカッコいい。絶対釣りたい。

 

そもそも海外に行ったことがなかった。その理由は・・・

世の中の人たちが休んでいる時に働く、サービス業の人間だからです。
基本的に週休1日、ゴールデンウィークもお盆も関係なく、まとまったお休みは年末年始くらい…
そういった理由で連休というものがなく、海外へは旅行すら行ったことがなかったのです。

その上、釣りもするとなるとより時間もお金もかかるし、とにかく海外釣行は大変そう。
と、殆ど諦めていました。

しかし!

最近はLCCが発達したお陰で、日程さえ合えば近隣国へは日帰り、しかもその辺の遊園地へ行くのと変わらないコストで行けちゃうらしい。

そんな話を聞いて調べてみると、確かにしっかりスケジュールを組めば24時間で釣りをして帰ってくることができそう。

ムチャではあるけれど、できなくもない。
しかも格安なので、もし魚が釣れなかったとしてもまた行ける日に行けばいいのでは?

ということで、沖縄のお隣台湾まで24時間弾丸日帰り釣行へ行ってきました!

 

Peachの弾丸プランは海外釣行にうってつけだった。


ソウル・台北0泊弾丸スペシャル

とにかく釣りをする時間確保の為、移動にかける時間は効率を重視しなければならない…
そこで立てた作戦は、夜中出発して早朝に着き、明るくなるまでの時間はポイントへの移動に使う!というものでした。

今回利用したのはPeachの関空⇄台北(桃園)0泊弾丸スペシャル。
平日の限られた日限定ではありますが、受託手荷物を付けても往復15,000円程。
行きは日付が変わった夜中に関空を出発、早朝まだ暗いうちに桃園空港に到着します。

弾丸プラン、なんて都合の良いプランなんだ…もはや海外釣行向けに作られたとしか思えない。

 

早速タイワンタナゴに挑戦!

事前に現地の方がやっているSNSを調査して目星をつけたポイントは、桃園空港から車でおよそ1時間半移動したところにある公園内の池。


こんなところ

早朝で電車はまだ動いてないのと、台湾はタクシーが安く1時間半乗っても3,000円程度なので、ポイントまでは空港内に受付カウンターがあるタクシーを利用。

台湾は関空からだとおよそ3時間、時差が2時間あり、スケジュール的には2時間時間を稼げます。効率良く移動できたので、釣りの時間は十分確保できました。

早速、怪しい池の角や石組みの隙間に仕掛けを入れて行くと、すぐにファーストフィッシュをゲット!


ゲオファーガス!

台湾の気候は沖縄と似ていて、生息する魚も沖縄と同じく外来種天国。
ティラピアやスネークヘッド、アクアリウムではお馴染みのゲオファーガスなど、熱帯地域のお魚が定着しています。


なかなかキレイでちょっと嬉しい。

 

中国語でタナゴは石鮒。石の周りを探すべし。


隙間がポイント。

足元の石組みから少しでも外に仕掛けを入れると、すぐに幅を利かせたフィッシュイーターが掛かってしまう。
フィッシュイーターを避け、よりタイトに石の隙間や周辺を探っていくと…


いました、タイワンタナゴ!

モゾモゾした控えめなアタリに小さく合わせると、ピカピカのタイワンタナゴが水面から飛び出してきました!


ビビットな赤と黒のカラーリングがなんとなく台湾っぽい!

タナゴの鮮やかなカラーは繁殖のための婚姻色で、繁殖期になるとメスは産卵管が伸び、オスのみが発色します。
時期が良かったのか、なかなかの発色!


タナゴ釣りには欠かせないマメ皿撮影。


角度を変えてみると全体的にうっすら青紫がかっていてとてもキレイ。

石組みの外はフィッシュイーター、隙間はタイワンタナゴ、じゃあ隙間のベタ底は?と仕掛けを入れてみると…


カワイイ!!!!!

大好きなヨシノボリの台湾種です。
ヒレのエッジの黄色とオレンジがめちゃくちゃカワイイ!


興奮して写真を撮りまくる図。

 

海外に行ったら観光もしなければ!

お目当てのタイワンタナゴをゲットし、ひとしきり小魚を釣って満足する頃には日没に。
帰りの飛行機まで少し時間があるので、士林夜市へ向かいます。

今回のポイント選びには駅近という条件もありました。
台湾はMRTという地下鉄が発達していて、主要な場所には大抵地下鉄のみで行けちゃいます。

路線がシンプルで分かりやすく、海外での不安要素、電車移動がめちゃくちゃ簡単です。


切符代わりのICチップ。コイン型で楽しい。

折角海外に行くのだから、少しは観光もしたい。
台湾で行ってみたい場所の一つに夜市がありました。

なぜ夜市かというと、いろんな台湾ご飯を食べながら、台湾ビールをたらふく飲みたかったからです。


到着即台湾ビールで乾杯

この日は夕方から雨がパラパラ降り始めていました。
荷物を持って狭い夜市をウロウロするのも大変なので、地下にあるフードコートのような場所で夜ご飯を食べることに。


机と椅子もあって、いろんな料理を一気に頼めるので時間が限られてる時にめっちゃ便利。

ご飯はとにかく安くて美味しい!そして台湾ビールにとても合います。


お馴染みの牛肉麺、300円くらい。


大瓶ビールも300円程。ビール1リットルくらい飲んだ。

帰りの飛行機は22時半頃。
余裕を持ってチェックインする為、夜市はまだまだこれからですが帰路に就きます。

でも駅に向かう途中でデザートは食べておこう…


お馴染みのタピオカ。


お馴染みのフワフワしたかき氷。ピーナッツ味で美味しい。

 

結果:2万円あれば24時間で海外釣行は満喫できる!

海外自体が初めてなのに、少ない時間で釣りもする、となると不安な部分もありましたが、釣りたかった魚は無事ゲット、少し観光までして、掛かった費用は総額2万円くらい。

現在、日本では生息地の減少や天敵となる外来種の増加で、タナゴは数を減らしています。外来種天国の台湾でも同じ問題があるだろうなと感じました。

今はタナゴのような小さないきものの情報も、その場所へ行く手段も、調べれば誰でも簡単に得られます。
お目当てのいきものがいたら、挑戦できる時にチャレンジするべきだ。

また、こんな素敵ないきものがずっと存在できるよう、直接何か出来なくても、この記事がこの小さな魚を知ってもらう誰かのきっかけになれば嬉しいです。


今回訪れた地域のタイワンタナゴは赤x黒のカラーリングでしたが、ヒレが黄色で黄鰭や台湾イエローと通称される亜種もいるようです。いつかそれも探しに行かなければ…

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