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アラスカ・キーナイ川 ビーズフィッシングの魅力

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2016.04.13
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アラスカ・キーナイ川 ビーズフィッシングの魅力

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2016.04.13
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杉内 亮太

「釣りとサッカーを通じて世界を知る」を人生指針に世界行脚を目論む釣りバカ。
フィッシングチーム「小島漁行組合」組合員。

アラスカでの釣りと言えば一般的にはサーモンフィッシングという印象が強いだろう。
だが、彼の地にはその他にも魅力的な釣りが色々とある。
今日はその中の一つ、キーナイ川支流のビーズフィッシングを紹介したい。
image09
トラウトフィッシングの聖地、キーナイ川。

日没後の薄暗くなる時間帯が日に日に長くなる晩夏、時を同じくしてキーナイ川におけるレッドサーモン遡上開始のニュースが街を駆け巡り始める。
まだまだ釣りバカたちの夏は閉じそうにもない。
image04
産卵のため、キーナイ川を遡上するレッドサーモン。

今年の遡上数はどうだろうか?サイズはどうだ?
街中での釣りバカ野郎達の会話はレッド一色、その話題で持ち切りだ。
だが、レッドサーモン遡上に一喜一憂するのは何も釣り人に限ったことではない。水中のレインボートラウト、そしてドリーバーデン。彼らにとっても待ち侘びたハッピーシーズンの到来。
image07ドリーバーデン

image03
レインボートラウト

何せ、ハイカロリーのサーモンエッグが眼前、川底にあふれかえるのだ。否が応でもお祭り騒ぎにならざるを得ないだろう。
水中での狂宴、川底で小躍りしている彼らの姿がはっきりと想像出来てしまい、その歓喜がこちらにまで伝染、ほくそ笑んでしまう。
釣り場に立って竿を振る妄想が日毎に強く頭をもたげる。妄想に煽られ、駆り立てられ、狂いそうになる。
そしてレッドサーモン遡上開始からおよそ二週間が経った頃、ついにビーズフィッシングのシーズンが開幕するのだ。

プラスチックのビーズをイクラに見立てる
そもそも、ビーズフィッシングとはどういう釣りか。
この釣りではその名のとおり、プラスチックビーズを使用する。なお、ビーズの色は赤系やオレンジ系が中心。
そう、この釣りではビーズ自体をレッドサーモンの卵、すなわちイクラを模した疑似餌として使い、レインボートラウトやドリーバーデンを狙うのだ。
フライフィッシングでいうところのいわゆるエッグパターンと同じ理屈である。
image05
ビーズフィッシングの要であるプラスチックビーズ

ビーズフィッシングはボートからでも岸からでも楽しむことができる。
一番わかりやすいポイントはレッドサーモンの産卵場付近である(河川によっては産卵場付近での釣りが禁止されている場合もあるため、毎年度確認が必要となる)。
image06

そのようなポイントに出向けば、産卵床でカップリングしているサーモンらのちょっと下流に、数匹のドリーバーデンが数尾見られるはずだ(ここキーナイ川支流に限ってだが、なぜだかレインボートラウトの姿は少ない)。
image00
口元にビーズが輝く

image11
ピンク色のスポットが美しい

着床出来ずに流れて落ちてくるエッグのおこぼれを待っているのだ。
しかし我慢出来ずに産み落とされたばかりのエッグにちょっかいを出し、親サーモンをイラつかるせっかちな個体も多い。
そんな、御馳走に狂ったドリーバーデンを騙す仕掛けは至ってシンプルだ。エッグを模したプラスティック製のビーズ、針、ガン玉の三つだけで構成されている。

マッチ・ザ・エッグ!が釣果のカギ
だがシンプルな料理ほど、その味には料理人の腕と素材の差が出る。この釣りも同様に奥が深く、ほんのちょっとした仕掛けの違いで魚の反応が大きく違ってくる。
image01
釣果を上げられるか否かは、その釣り場のエッグをいかに上手くイミテートできるかにかかっている。

私見ながら、この釣りで最も重大な要素は、その釣り場におけるエッグの成熟具合の把握であろう。産み落とされて間もないのか、はたまた産卵床で数日が経過しているのか。エッグの色は産み落とされてから刻一刻と変色していくのだ。

マッチ・ザ・エッグ。釣果を上げるにはその色合いに応じて、使用するビーズのカラーチョイスを慎重に行わなければならないのだ。
なお、キーナイ川支流だとレッドサーモンのエッグがメインなのだが、サーモンの種類に依ってエッグの径が違ってくる。そのため、他のサーモンが遡上する釣り場ではその点も考慮しつつビーズを選ばなければならない。
参考までにアラスカに生息するサーモン5種のエッグ径は下記のようになる。

King 10mm
Red 6mm
Silver 8mm
Chum 10mm
Pink 8mm

釣具店に行けば大小、色彩ともに多数のビーズが揃っているのは、その為である。
エッグの選択を終えたら、ガン玉の重さと位置を調節するのだが、ここでもまた釣り師それぞれに絶妙な加減が求められる。
釣り場の水量や水深等を考慮し、あたかも産卵床から転がり落ちてきたエッグを演出するため、川底から浮かず離れずになるよう微調整しなければならない。
ビーズとガン玉、これら二つの小さな玉のセッティングがきっちり決まりさえすれば…。プラスチック製の偽エッグに身を翻して反応し喰らい付く彼らの姿を見ることができるはずだ。

まだ新しい、魅力的なゲームフィッシング
以前は現地アングラーもほとんど実践していなかったこの釣り。年々、川で会うアングラーの数と頻度も多くなってきて、シーズン中盤以降だと魚のスレ具合も尋常ではない。
しかし、更に賢くなったドリーバーデンとの知恵比べも、それはそれでまた乙なもの。
image05

もちろん豪快なサーモン釣りも魅力的だが、繊細な工夫と調整を要求されるこの釣りもまた、ゲーム性が高く面白い。
さらに、釣り場の雰囲気も良い。開放された空間での魚との知恵比べ…。日本人好みな釣味があると思う。

また、岸からの釣りだと、釣れるサイズは最大でも60センチ程度だが、ボートだと80センチアップのレインボーやドリーバーデンも狙うことができる。
本流河川の水量も重なり、そのクラスのサイズとのやりとりは引き味も相当なものである。岸釣りにはないスリルを楽しめる。
image08

しかし、魚たちは河川本流のあの強い流れの中で、匂いすら無いビーズ玉を良く見つけられるものだと常々感心してしまう。

たかがビーズ、されどビーズ。
マッチ・ザ・ベイトの重要性を肌で感じることのできるビーズフィッシング。晩夏のアラスカを訪れた際には、是非とも挑戦してみてほしいものだ。

※下記、ボートからのビーズフィッシングでお勧めのボート屋。
ガイドのBillyはフィシングガイドとはこうあるべきだという姿を教えてくれた、この釣りの名ガイド。
シーズン中は人気の為、早めの予約が必須となる。

ALASKA TROUT FITTERS

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